猫カビは治せる!症状と治療法・ねこ編

子猫がかかりやすい病気のひとつに、「猫カビ」があります。
特に5月から8月までの間、湿気と気温が高くなる季節に多く発現する病気です。
病気というには少し語弊がありそうですが、猫の常在菌(真菌の一種)が免疫力の低い猫に対して悪さをしてしまうのが、猫カビです。

うちのねこずも、これには随分と悩まされました。
譲渡前から猫カビだったのですが、譲渡後、環境の変化により、さらに免疫力が低下した結果、病院へ行ってきました。
2017年7月現在、通院と自宅での処置により、症状はほぼ収まってきましたが、まだまだ油断はできません。
そんな、やっかいな猫カビのお話をしたいと思います。

たまに誤解があるようですが、猫カビでは猫は死にませんので、ご安心ください。
正しく処置をすれば、必ず治ります!
ただし、処置をしないとどんどん感染が拡大し、多頭飼いしている場合、他のねこさんや、飼っている動物、人間にまでうつることがあります。

猫カビの症状ってどんなの?

感染初期は、目視では発見しにくいと思います。
目で見てわかるようになるのは、主な症状である「脱毛」が始まってからではないかというくらい、目立ちません。
人間でいう、円形脱毛症と似たような毛の抜け方をします。
今回は大丈夫でしたが、猫カビに感染すると、痒さを伴うこともあります。
目ヤニや耳垢など、いろいろな症状を併発することがあるので、病気や怪我など、なんにでも言えますが早期発見が大事です。

猫カビの症状はいろいろな名前で呼ばれることも…。
「リングワーム」、「真菌症」、「皮膚糸状菌症」という名称が付けられることがありますが、「猫カビ」と同義語と考えても問題ありません。
人間に対しての診断名は「皮膚糸状菌症」となることが多いみたいです。

猫カビの原因はなに?

大まかなくくりとしては、カビなので、菌による感染症です。
もともと、猫自身が持っている常在菌なので、どこにでもいる菌でもあります。

毛が抜けるなどの症状が出ると、猫カビという名前がつきます。

菌なので、種類は膨大ですが、主に「真菌」と呼ばれる種類のものに感染して起こります。
猫の皮膚表面に付着し、胞子の数を増やすことで増殖していきます。

湿気が多い初夏から夏にかけて、抵抗力の弱い子猫や、老猫がかかるケースが多いようです。
猫カビに感染している猫と他の猫がじゃれあったり、グルーミングするだけでもうつります。

猫カビに感染しているとわかったら?

まずは動物病院へ行きましょう。
猫カビだ!と思っても、動物病院でないと正確な判断が出来ないので、自己判断での処置は危険です。

ネットショップで猫カビ用の薬を入手することも可能ではありますが、子猫、老猫には副作用が強く出てしまうので安易には使用しない方が賢明です。
副作用としては、肝臓・腎臓などの内臓に影響を与えます。
猫は肝臓・腎臓が非常に弱い動物です。

うちの場合は、病院の先生の方針で、薬を飲まない・使用しない治療を行い、ほぼ症状は消えるまでに至りました。

動物病院に行けない場合の、おうちでの治療方法

できるだけ早く行くべきですが、なかなか難しい場合もありますよね。
おうちのねこさんの症状が、猫カビだと仮定してお話しします。

猫カビは上にも書いたように、円形脱毛症のように、まるいハゲができます。
脱毛したところや、脱毛する前の患部には、触るとカサカサとした白いものが見えます。
人でいうフケに近いです。

目の細かいクシでコーミングすると、フケのようなものが出てきたり、手で触れてみるとカサカサしていると思います。
まずは、そのカサカサを取りましょう!

ノミ取り用クシがあると、カビを見つけやすくて便利です。

ちなみに、完全に毛が抜けた場所にはカサカサはほぼ、ありません。
菌は猫の毛を使って増殖していきます。
毛の下に白い塊が見えたら、それがカビの胞子の塊です。
ピンセットや毛抜きで取り除きましょう。
ポロポロと細かくなったものは、ウエットティッシュなどで拭き取ってください。

抜いた毛はこんな感じです→Read more

毛を抜くことになりますが、白い塊が見えるところの毛は、毛根から抜け落ちて胞子にくっ付いているだけの状態です。
つまむとボソッと抜けますが、気にせず続けましょう。
ねこさんが痛がる様子は見せない思います。

痛いと怒られた場合は、正常な毛もつまんでいるか、もしくは胞子の癒着が激しい場合です。
皮膚をじっくりみると、正常な毛は皮膚からしっかり生えてるので、頑張って見分けてください。
菌の元を取り除くことによって、患部の拡大を抑えます。

猫カビの患部はこんな感じ→Read more

菌の繁殖は円形で進んでいくので、抜いた毛の周りも白くなっていないか、必ず確認してください。

おうちでの治療は、この場合、菌の苗床になっている毛を抜くだけで大丈夫です。
菌に効くからと、人間用の消毒剤を使って患部を消毒するのはNGです!
市販の消毒剤(オキシドールやエタノールなど)は猫の皮膚表面を炎症させる場合があり、逆効果です。
動物病院から処方された消毒液・治療薬以外は使わないようにしてください。

あとは動物病院で薬を貰ったりして対処すれば、深刻化はしないと思います。
なかなか治らない場合は、免疫力が落ちていることが考えられるので、風邪や寄生虫がいないか、栄養が摂れているか、ねこさんの体調をしっかりチェックしてください。

ねこずの猫カビの治療が長期化した原因は、「風邪」と「寄生虫」です。
特にそのような症状が見られない場合は、きっとすぐに治ります!
根気強くいきましょう!

猫カビは人獣共通感染症なので、人にもうつります。
抜いた毛などは吸い込んだり、触れた手で顔や腕などに触らないようにしてくださいね!
…と言っておきながら、飼い主たちは猫カビをもらって、皮膚科の治療を受けました。

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